Wasting a lot of time with Laszlo
知らない方のために少し説明すると、 Laszlo というのはxmlベースで記述したものがjava(servlet)によって動的にflashへとコンパイルされる最近はやりのRIA(Rich Interface Application?)の一つです。
Macromediaの Flex と似たようなもの。Flexの登場のせいかどうかは知りませんが 元々商用だったものがオープンソース&無償での利用が可能なライセンスとなっているようです(Flexも個人の非商用では無料ライセンスあり)。
で、引用元の方が問題にしているLaszloの問題点は、下記のようなもののようです。
コンパイルが非常に遅い
満足なIDEが存在しない
サポートがほとんどない
ファイルアップロードができない
しかし、それはLaszloだけの問題ではありません。Macromediaが作っているFlexでも同様です。
以下2GhzオーバーのCPUと1GBのメモリを積 んだマシンでの開発実体験を元に。
1はやはり非常に遅く、開発時間の半分に近い時間をコンパイル時間にとられています。サンプルの動作スピード敵にはLaszloの方が早く感じることもあります。
2はGUIで作成することのできるFlexBuilderというものがありますが、実用に耐えません。動作は非常に重く、2時間に一度は再起動が必要です。Ecli pseの5倍重い動作をすると言えばよいでしょうか。
3は不明。今のところ問い合わせをしたことはないが、未だFlexBuilderの値段さえも決まっていないところをみると怪しい。また、オンラインの概念説明等は Laszloの方が圧倒的に優れている。と思う。
4についてはFlashの仕様(サンドボックス)です。クライアントブラウザがIEであれば、隠しフレームのfileフィールドクリックを ActionScriptから呼ぶことができますが、FireFoxではお手上げです(イベントが起こせない)。アップロード系の実装は非常に面倒くさい です。Laszloは悪くない。
私が思うに、Laszloは見た目に問題があるくらいで、オープンソースなだけFlexよりもまし(ただし、業務で使用するならばFlexを選びますが)。
なんとなくLaszloを養護してみました。