S2とSI2.0の部
ひがやすをさんと、ひがさんと同じ会社の営業系?のひとのセッション。
オープンソースとビジネスという観点で営業側が頭をひねっているのがよく見えて面白かった。曰くSI2.0を目指すとのこと。今までのビジネスを単にOSSに置き換えるのではキャッシュフローが変わるだけで何も変わらないという考えは結構新しい。
ひがさんは会社や社会に認めてもらうためにプロモーションを大事にしている、とのこと。Java系の人も頑張っているんだと納得しきり。
ひがさんはまた、セル式協働という考えを披露。現在の土木系上下関係を平らにして協調していこうという考え。グローバルagileか?ただしJava系の案件は規模がでかそうなので実際に導入するとどうなるか?はひがさんがそのうち実現してレポートされるだろう。
「結局企業に働かされ損」という言葉を発している人もいたけど、あんたらは何も出来ない。まちがいない。
S2のマイルストーンの部
「Hibernate2が現在のデファクト」だそうだ。どこでだろう。どうしてだれもつっこまないんだ?
Hibernateのバッチアップデートは何故あの順で実行されるのか!?
まぁ、いい。
S2Struts
なんとなく地味な男の人登場。きっと技術屋さんだ(ひがさんも技術屋さんか。。)。
ActionをPOJOで作成できるとのこと。「まず、Interfaceを定義」 ん?
まぁ、いい。
Seaser2.4のEJB
EJB3はアスペクトするのが大変(各クラスにアノテーション記述が必要らしい。たしかにおかしい)らしい。
JPAは「lazy_load/SQL直使い大変/ドメインモデルの変更がプレゼン層に対して大インパクト」だって。
Seaser2.4のEJB3はあのてーション不要でAOP簡単。S2AOPはメソッドやフィールドをAOPで追加可能、おぉ!LLみたい!
S2EJB3Unit
データはテストの終わりで自動ロールバックされるとのこと。
どうしてみんなトランザクション内でテストして安心できるんだろう。
エクセルからデータを取り込んで、結果の比較もエクセルに記述した物で出来る。
別のDBTestCaseの方がやっぱりいいや。エクセルって言ってもXML形式でしょ? バイナリでいいみたい。要チェック
KuinaDAO
S2DAOのJPA版とのこと。リリースは8月頃?謎?
当面S2Hibernate-JPAを使え!とのこと。
まぁまぁまぁ。
EJBQLとSQLの自動判別?っぽいことをするとのこと。
全般的にコンパイラによるチェックを全面に打ち出しているのに、何故?QLを使いたがるんだろう。何故誰もCriteriaと言わない?
S2Dxo
ドメインモデルとプレゼンテーションモデルの変換を受け持つらしい。
Lazy loadの問題も同時に解決しているらしい。どうやって?なにしてんの?
Teeda
ページ駆動型(HTML+POJO) PostRedirectGet対応。 Getter/Setter不要
Seleniumを使ったブラウザを使用したテストをサポート予定(Twilみたいなもの?)。
URL直叩き防止策付き。どうやるのか謎。リファー程度だったらいらない(却って高木さんに叩かれるひとをつくりだしそう)。10画面分位の履歴データを保持するっていってたからそっち系かな。
「Teedaで世界を獲る!」
確かにTeedaってのはちょっと良さそう。DjangoとかDjangoのgenericビューとかに通じる物を感じた。
結論
なんだか聞けば聞くほどLLに1年以上遅れて追っかけてきている気がしてきて、ちょっとなんだな、と思った。
Javaが目指すべき方向性としてS2はどうなんだろう。Web2.0とかの世界を目指してるんじゃないだろう?
規約?Javaが持つべき規約はもっとくだらない物じゃなかったか??
レスコンフィギュレーション?引き継ぎ考えたら許されるのか?それ系の自動生成もフレームワークに含まれる?
まぁ、うちの現場では規約もレスコンフィギュレーションも許されるところではあるのだが。いや、Hibernateがチーム的に許されない(もしかしたらJPAがDB無視の仕様なのか?本当にオブジェクト的に扱いたかったらO/Rマッピングやめれ!)。
和製Javaフレームワークとして気になる存在であることは間違いない。S2Flexとかさぁ、きっと今のFlex1.5で面倒な部分とか隠してくれそうなきするしさー。