使い勝手
アップしたファイルはアセット(資産)と呼ばれる
keynoteをアップしようとすると きちんとWarningが出る 。 keynoteを使う人(というかOSXを使う人)以外は知らないかもしれないけど、keynoteのファイルはディレクトリの様な構造をしている。ファインダーで ファイルに見えてもファイルシステム上はディレクトリなのです。
大量のファイルアップロードを行う場合は、 zip圧縮 をしてアップする。 zipファイルを選択すると、 アップ後展開して自動登録 するかどうかのチェックボックスが現れる。 frickrとかだと専用のアップロードアプリをインストールするところなんだけど、fluxiomは便利。 しかし、オープン後の混雑のためか70MBのファイルが最後までアップできない現象が続く。
PRO以上のプランでは、 アセットのバージョニング機能 がある。 サムネイル一覧に V2 とかいうバージョン番号が出て、編集機能で過去の物を参照可能(詳細では見えない)。 当然過去のバージョンに戻すことも出来る。
サムネイル一覧では、画像はサムネイル、そのほかはOSXのファイルアイコンっぽい画像。QuickTimeとかもただのファイルアイコン。
サムネイル一覧は ズーミング できる機能がついている。これは完全な ブラフギミック 。目を引くためだけのもの。 iPhotoだと動的に最適なレンダリングをするけど、HTML+JavaScriptではそれは困難なので、最大サイズの画像を持っている模様。よってせっかくズ ームアウトしてもある程度重い。 ギミックだと言い切るのは、ズームアウトした状態で選択したアセットがズームイン動作によってフレームアウトしてしまうため。これじゃ 実際は使えない 。
見た目。Rubyのアプリとは思えない格好良さ。Rubyistにも見た目の格好良さを気にする人たちがいた。しかもいけてる。うらやましい。
動作スピード。悪くない。デモ程ではないけど、そこそこ動く。Ajaxがいいように効いてるみたい。
使っている最中にどんどん重くなって、たまにサーバサイドのエラーが発生するようになった。これから数日は世界中の技術屋が遊ぶだろうからどうしようもないだろう。
これは誰が使うツールか?
営業の人向けだろう。今まで試したことのあるファイルストレージ&プライベートシェアリングのWebアプリケーションの中では最高。自分が営業だったらエントリープランくらいは使うかもな。
サーバを保持している技術屋は、サブバージョンとかでいいからいらない。
写真共有サービスとかは別のもっと簡単で安価なものがあるからいらない。
ここ数ヶ月の間に営業の人がfluxiomを使っているのを見かけたら格好イイと思ってしまうだろうな。そんな感じ。