Dreamhostでdjangoを使う、その2

2006/07/10 23:14

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DreamhostでDjangoを使えるようにするための前準備編

JeffCroftはメインのドメインではなく、サブドメインを使用するパターンを記述していますが、ここではメインのドメインを利用することにします。

Dreamhostのコンパネでfcgiの設定をする

  • Dreamhostのコンパネにログインします

  • 左側のメニュー「Domains」にある「Manage Domains」を選択します。 主となるドメインが一覧にあるはずなので、「Web Hosting」列の「Edit」をクリックします。

  • 「PHP Version」の下に Extra Web Security?FastCGI Support? という選択肢があるので双方とも選択状態にし、「Change fully hosted setting now!」をクリックし保存します。

Pythonの設定を確認する

  • sshでサーバログインします。契約時に設定したドメイン名でログインできますが、契約直後は実際のホスト名(starburst.dreamhost.com等)でないとログインできないかもしれません。

  • DreamhostのサーバにはPython2.2/2.3/2.4がインストールされています。/usr/bin/pythonは2.3を指しています。確認してみましょう。

  $ ls -la /usr/bin/ | grep 'python'

我々日本人はJapaneseCodecsが入っていた方がいいので&なんとなく趣味でPython2.4を使用することにしました。

  • Python2.4でMySQLを使用できるか確認してみましょう。MySQLdbをimportして例外が発生しなければ問題ありません。

  $ python2.4
  Python 2.4.1 (#2, May  5 2005, 11:32:06)
  [GCC 3.3.5 (Debian 1:3.3.5-12)] on linux2
  Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
  >>> import MySQLdb
  >>>

ctl+DでPython Shellから抜けます。

Djangoと自分用Pythonライブラリをインストールする

  • Djangoや自分のDjangoプロジェクトを配置するためのディレクトリを作成します。

Pythonのライブラリを独自にインストールする際にも使用されます。

  $ mkdir ~/lib
  $ mkdir ~/lib/python2.4
  $ mkdir ~/lib/python2.4/site-packages
  • subversionクライアントを使用して、djangoの最新版をチェックアウトしましょう。

  $ cd ~/lib/python2.4/site-packages
  $ svn co http://code.djangoproject.com/svn/django/trunk/django django

しばらく大量のファイルがチェックアウトされてきます。

  • Python2.4用に別のライブラリをインストールする際には、prefixを指定して自分のディレクトリにインストールすることができます。

  $ python2.4 setup.py install --prefix=/home/USER

必要なPATHを設定する

  • 環境変数を設定します。

~/.bash_profileにdjango-admin.pyとPYTHONのライブラリパスを設定します。

下記をそのままファイルの末尾に追加します。保存した後は再ログインするか、sourceコマンドで設定を反映します。

  $ export PATH=$PATH:$HOME/lib/python2.4/site-packages/django/bin
  $ export PYTHONPATH=$PYTHONPATH:$HOME/lib/python2.4/site-packages

DreamhostのコンパネとsshでMySQLの設定をする

  • Dreamhostのコンパネにログインします

  • 左側のメニュー「Goodies」にある「Manage MySQL」を選択します。

  • 「Create a new MySQL database」という欄を埋めます。

MySQLを使用するために、サブドメインが必要となります。「New hostname」の欄に入力すると自動的にサブドメインが作成されます。

「Database Name」「New Username」「Password」「Again」にそれぞれ、好きなデータベース名、データベースへの接続ユーザ名 、パスワード、パスワード再、を入力し、「Add new database now!」をクリックします。

  • 次に、sshにてmysqlに接続し、おまじないを唱えます

djangoのsyncdbを行う前にしておいた方が無難です。この操作によって、character_set_database がutf8となります。

  $ mysql -u username -ppassword -h hostname databasename
  mysql> ALTER DATABASE databasename CHARACTER SET utf8;

さて、これでdjangoをDreamhostで使う前準備ができました。 残りは、Djangoのアプリ作成/fcgiの設置と設定です。

2006/07/18 00:21 by makoto
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