前ふり
開始の2時間30も前に名古屋に着きました。
名古屋に詳しい人のおすすめ「イチビキ」で親子丼を食べてから、悠々と会場に向かおうと思い、なんだかでっかいビルとかを見ながら(5年前には無かったぞ)伏見の方へと歩いていきました。
ががーん。のれんがかかってるのに準備中!
気を取り直して、イチビキのそばにあるという魚屋だかうなぎ屋だかを探してさまよいます。
うげー。全くやる気が感じられない!
django-ja lingr で、pateoさんにお薦めいただいたひつまぶし屋さん「蓬莱軒」へ。栄だと思ってたら矢場町?という隣の駅だった。つか、松坂屋のエレベータ、全部同じ方向に動き続けてるよ。来るの全部同時、みたいなw
エレー行列してたけど、時間が既に3時頃になっていたため意外とすんなり入れました。
Workshopが4時からで、ちょびっと遅れてしまうことになりましたが。。
本題
aodag こと小田切さんによるPythonの紹介
さすがに内容はだいたいわかってたこと。
Pythonはオブジェクト指向言語で、動的型付け言語で、メタクラスプロトコル(クラスもオブジェクトなのでスクリプトで動的に書き換え可能っていうこと)、バッテリ付き(標準ライブラリにデータベースやSMTPサーバ、Webサーバまでも含まれているっていうこと)なんかを説明。
PythonはGoogleやDreamworksやNATOやNASAや安倍晋三のホームページ等で使われている。実際に利用可能な言語であることを説明。
#こないだ会ったGoogleの技術者は、「Googleでスクリプティング書く場合は、ほぼ間違いなくPythonだ」って言ってたからマジなはず。Rubyはほとんど見たことないって。
他にも構文をゴニョゴニョっと説明。
#「インデント」は激しくは言わなくてもいい気がするなぁ。
nyusuke こと中井さんによるZope/Ploneの紹介 Zope / Plone にはLAMPのうちのApache / MySQL / PHPのすべてが含まれている。CMSであるのと同時に、Web Application Frameworkであると説明。ユーザ管理やワークフローまでビルトイン(かつカスタマイズできる)。
#確かに、ものすごいフレームワークが含まれてる。AMPどころじゃないよ。ZopeにはSCM機能まで含まれてるし(ブランチまで切れて、一気に反映とかもできる)。
Zope / PloneはVISHのやってるレンタルサーバ www.site-master.jp で使える!国内業者のプランにあったのがびっくり:)
中井さんは、普段は企業のサイト構築等を仕事にしているらしい。Pythonプログラマじゃないんだよー(凄腕のシュミグラマ)。
別エントリで :)
再びaodag。
WSGIの説明。PythonのWeb Service Gateway Interface。CGIのPython特価版みたいなもの。Python自体の特徴である全てドキュメントとして明示するということの現れであるPEPの番号は333。
Pythonは標準ライブラリでHTTPサーバを持ってしまっていたが故に、サーバの仕様が乱立しちゃったよね(つまりみんな独自に拡張を繰り返したorz)というところから標準化となった。DjangoやTurboGears、Pylonsとかは既にWSGIレディな作りになっている。
いろんなHTTPサーバで動作するらしい。
Apache(mod_wsgi, mod_fcgi, mod_scgi, ajp)、 lighttpd(fcgi, scgi)、 Flup、 TwistedWeb2、 wsgiref(Python2.5で標準ライブラリに入った)
WSGIは非常に単純なインターフェースなので、ミドルウェアを書くと簡単にアプリの前後に処理を挟める(Djangoのミドルウェアと考え方は一緒)。
WSGIで動作するライブラリ
Pasteというライブラリは元WSGIKitという名前だったもので、デプロイや認証のシキミを持っていて便利。
#フレームワーク作成用フレームワークって感じかな?
urlrelayというリクエストディスパッチャは、DjangoのURLConfに似ているけど、でコレータでコードに記述することもできるので便利。
#ある単位で一覧できた方が見やすいと思うなぁ
MVCに対応するPACという考えがあるらしいのでSQLAlchemyを使った
#PACがよくわからず、調べよう
Twillはシナリオベースでテストを記述できる。py.testと組み合わせると、「保存と同時にテストが走るようにできたりする」
#それは微妙じゃね?
こんごのaodag俺俺フレームワークは、
ライトニングトーク
佐古田さん
CASによるPlone Django間でのシングルサインオン ことなるコンテキストアプリケーション間でシングルサインオンできる技術は重要。あとで資料にのってるDjangoのミドルウェアソースコードを読んでみよう。
増田さん
それってPythonプログラミングなの? Pythonから他の言語を触る方法について。
Python/C APIを使う方法。確実だけど、Cを覚えるのが面倒/ラッパを書くのも面倒
ctypesを使う方法。DLLを動的にバインドする方法。DLLがあればCのコードを書かなくていい。Python2.5から標準ライブラリに入った。
PyInstantを使う方法。Pythonのコード内に簡単なCのコードを埋め込める。実行時に銅的にコンパイルして実行しちゃう。実行時の出力がすげーウケたw
Pyrexを使う方法。PythonライクなコードをPythonのC拡張に変換してくれる。
村岡さん
GraphVizを使って、書かない技術の次ぎにくる「描かない技術!」を極める。
ソースコードからテキストのドキュメントを出すだけじゃなくって、グラフィカルな図を出力しちゃう。
#それって、プロジェクトのコードをGraphVisを使って解析出力するっていうのがDjango関連であったぞ
ハナオカさん 総務部にお勤め。非プログラマ!
IEをPythonから自動操縦するPAMIE。PerlのSAMIEから派生したものらしい。ActivePythonじゃないのを使ってる場合には、win32 allモジュールのインストールが必要。逆に言えばそれだけでIEが操縦できる。
古畑さん
Workshop運営部会というかPythonイベントの紹介。
6月下旬?に関東でPythonWorkshop Edgeがある模様。Pythonは合宿が特徴的で年2回開発合宿がある。今年の冬は40名が集って開発合宿した。
#6月に、Python温泉と題して(元々はDjango/TurboGears温泉だったけど改名)伊東で温泉合宿もありますぞ。そういえばPHPの人たちも合宿したいなぁって言ってたぞ。
懇親会
近年の技術系の集いには珍しく、スモーカーが半数くらいいた!流石名古屋!
しゃぶしゃぶを食べました。
kuma8さんやpateoさんと挨拶ができました。
Python仲間に飢えていた人たちwが大興奮してたりして、Pythonの懇親会にしては大騒ぎの懇親会でしたが、最終の新幹線で帰るために途中で抜けてきました。残念。
竜@コンプネットさんにも出会えて、MySQL問題の話とかもできました。現在は残念ながらTurboGearsを使っているとのこと。Widgetの関係でTGにしているそうです(Djangoはほとんど書かなくてよくて楽なのにと悔しがっている様子はあった)。
『デザイナのためのDjango』という勉強会に興味のあるデザイナはいるのかなぁ。む、ここを見てるデザイナなんているのかと…。
つか、ナゲーなこのエントリ:(