Python界の大きな盛り上がりを見せ、 PyConJP 2012が幕を閉じました 。
わたしはWebフレームワークパネルというセッションで django-ja 代表のパネリストとしての参加でした。
卒業したんじゃ?
PyConJP 2012 には日本のPythonコミュニティの併設イベントを設けるので django-ja として参加しないか
というお誘いが PyConJP 2012の座長( @terapyon )から来た事が、ことの発端でした。
2年ほどまえ講師として呼ばれた際に Django 関係で前に出て話をするのは最後にすると宣言をしていたことと、本業で少し 大きな話 が動きだしていたタイミングだったため、 django-ja として併設イベントに参加したいなら おまえらやれ と。
若い力により Django & Pylons 合同での併設イベントが開催に向けて動き出し、基調講演に Flask の作者 @mitsuhiko 氏が来日する事もあってWebフレームワークのパネルディスカッションが計画されました。
パネルへの登壇を打診されましたが、若い人に前に出て欲しい想いも有り パネルへの参加者を募ってもらいました が、併設イベントの運営やセッションの講師に力が持っていかれていたためにわたしが登壇することとなったのでした。
パネル自体はラストセッションということで参加者の気持ちが高まっていたこともあり、非常に良い雰囲気で終えられたと思っています。
卒業するために
PyConJP 2012の開催が迫る中、ここ数年動きがなく問題だと思っていた djangoproject.jp の サイトのリニューアル と、現状の Django1.4 と乖離が大きくなっていたドキュメントの 翻訳プロジェクト が動き出しました。
これら全ては、わたしではなく次世代を担うメンバーたちによってプロジェクトが開始されています。
本日(もう昨日かも)、PyConJP 2012の併設イベントも盛況のうちに終了しました。 この半年間で全てを次世代に押し付け終わった気になっていましたが一部の権限移設を行っていなかった事に気づき、このタイミングで google groups のマネージャ権限を次世代に託しました( @michisu @hirokiky @Surgo に勝手にマネージャ権限を付与しました :P )。
心配ないと思っていますが、これでもまだやりにくい事が有ると困るので、さらに明言しておきます。
そもそも不要なんですが、わたしへの相談は不要です。
多分、卒業においてこの宣言は重要なんだと思います。
PyJUGも新しい姿に生まれ変わろうとしています し、新しい人たちやも続けている人たちみんなで Python 界がさらに盛り上がるといいですよね。
Djangoとの7年間
Djangoとの付き合いは2005年の7月からなので、実に7年間。いろいろな事が有りました。
…振り返ろうと思い、このエントリを書き出したのですが「ふりかえりというやつが大嫌い」な事を思い出したのでこれはこれで終わりです。
役割を次世代に任せた宣言なだけだし。
はじまり
終わったと言えば、懐かしのトレンディドラマを彷彿とさせておじさんたちを虜にしていた月9が終了してしまいました。
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