書くことから生まれること

2013/12/18 01:55

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パーフェクトRuby Advent Calendar 2013 の18日目です。

オレ以外に誰が書く?

パーフェクトRuby Advent Calendar 2013が、息絶えたAdvent Calendarに載ってしまいそうじゃないですか。

パーフェクトRubyといえば、Ruby使いの次世代に心当たりは無いか?と編集さんに聞かれたのが(唯一の)関わりです。そう、皆さんが喜んで読んでいるパーフェクトRubyが世に生まれたのはオレのせいといっても過言ではありません。

本ができた暁にはプレゼントされるだろうと信じつつも、Amazonで予約開始したときにはいち早く予約をし、結局自腹で買いました。はい。

効用

パーフェクトRubyを読むと何が良いかは、ほかの人たちがこれでもかというくらい書いている&これからも書くので、パーフェクトRubyにまつわる話を少し。

その1 アウトプット・貢献重要

Ruby使いの次世代に心当たりが無いかと聞かれて、実は即答しなかったんだけれども、 @sugamasao を推薦したのは、普段からRubyのイベントに関わって活動していたからです。「ぎょへー」、とかいいながらも普段から何事にも真摯に向き合う男だと認識していたから、何度かお仕事をご一緒している編集さんに紹介をする気になったのです。やりきる情熱を信じました。

実は、書籍の話は企画があっても最終的に出版までこぎ着けるのは意外と大変で、自分が人を紹介したもので頓挫したものをいくつか知っています。

もちろん、パーフェクトシリーズは共著になることがわかっていたので、Ruby界隈にツテがあるという予想もできたことも自信を持って紹介できる理由です。

つまり、普段のアウトプットやOSS界への貢献が sugamasao がパーフェクトRubyという書籍を書くきっかけとなったのです。

紙の書籍は書きたいと思っても、他人から何かをしているように見えなければなかなかチャンスは巡ってきません。

その2 書くことは学ぶこと

技術書を書くためには、尋常でない下調べの時間がかかります。限られた紙面の中、何をどう伝えるかについても悶々と悩みます。そういう意識を持ってドキュメントを読んだり、場合によってはソースコードの確認をしたりすることで、Ruby力、人に伝えようとする文章力がつメキメキあがります。

これは、読者ではなく著者になったときに得られる貴重な側面です。お仕事力もあがっているはずです。

パーフェクトRubyを書いた著者の方々は書くことで得た力を仕事にフィードバックして、パーフェクトRubyを読んだ皆さんはそこから得た知識を仕事にフィードバックしてグルグル回ってRuby界がどんどん強くなると良いですね!

その3 ポイント

好調な パーフェクトRuby だけではなく パーフェクトPython も買ってください。きっとお役に立ちます。

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さて、明日は…まだ誰が書くか決まってませんね…

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