色々とやろうと思っていたことができなかったゴールデンウィークだけれども、それ以外は楽しく。
5月3日 永福寺跡
野暮用で二階堂に行ったついでに、ingressで行動してた時間帯には入れなかった永福寺跡に。
ぬるぬる棒、もといDJI Osmo Mobileを持って行かず、ブレブレかつ目的のよくわからない動画をFacebookのLiveで。
ついでに住宅街をさまよっていたら護良親王のお墓が。ingressを起動してみたら見慣れた人のidが。ずいぶん前からポータルだったっぽいのに未踏でした。御免なさい。
ちなみに、お墓は階段を延々上った先ですが途中からは入れず。ちゃんと宮内庁管理でした。
5月4日 常楽寺〜六国見山〜円覚寺
高校生の頃の通学路が切り通しだったことを知り、久しぶりに登りたくなる。
鎌倉からバスで常楽寺へ移動し、高野の切り通し(通学路)を通って、そのまま学校の裏から六国見山を登るルートへ子供を連れてハイキングへ。
常楽寺
ついでに常楽寺を訪れると思いの外良いお寺だった。3年間前を通っていたのに一度も立ち寄ることがなかったお寺。
頼朝が平家を打ち破ったあと、木曽と争いになった際に預かっていた王子を殺したらしくそのお墓が、またその王子と結婚させようとしていた姫のお墓も裏山にあるとのこと。本堂の裏には三代執権の北条泰時の墓もある。
開基は北条泰時で嘉禎三年(1237年)にお堂ができたとのこと。
高野の切り通し
とんでもない通学路。入り口からしておかしいだろう。
当時は北鎌倉の改札が鎌倉側しかなく、大船から横須賀線に乗って改札を通ってから15両分ホームを戻って階段を上って…とするよりは大船から歩いて切り通しを上がる方が現実的だったので、利用者は少なくなかったはず。
動画は音注意で。大高生にとっては懐かしいですぞー。
六国見山
思っていた通り、汗だくに。常楽寺のそばにローソンができていて、おにぎりとサンドイッチ、お茶を買っていたので美味しくいただきました。
風が心地よくて最高だったけど、新緑が青々としていて富士山が隠されてしまっていたのが残念。江ノ島や鎌倉の旧市街、北鎌倉、反対側は横浜のランドマークタワーや東京のスカイツリーなど、とにかく周り中がよく見えました。
見晴台のあたりや、登ってくる最中に桜の木がたくさんあったので春に来ると良さそうだなと思いました。
実は現役の頃は1度くらいしか登ったことがない。そしてそれ以来初なので、人生2度目の六国見山。どうにかすると山伝いに円覚寺に降りられた気がするんだけれどもよくわからず。
円覚寺
結構好きなお寺。普段は公開されていない国宝の舎利殿が公開されていたので拝観。
室町時代中期頃の建築物とのことなので600年くらい前の建物か?
佛牙舎利というお釈迦様の歯が祀られているらしい。まじかー
5月5日 夜光虫
いつにない量の赤潮が発生中というのがFacebookの鎌倉好きグループで話題に。赤潮ということは条件によっては夜光虫が見られる。
昨年より2ヶ月早いとのことだけれども、一昨年動画を撮影したのが5月2日らしいので、例年GW頃から可能性がある。
昼間、窓を開けると潮くささが相当だったので20時頃に子供を連れて海岸へ。ショッキングなことに三脚を持ったにもかかわらずクイックシューを忘れて手で押さえて撮影する羽目に。テンパって思い通りに撮影できず。動画も無理。
今年は赤潮が江ノ島から鎌倉までつながるくらいの量だったことや、すでにゴールデンウィークへ突入していたこと、テレビで取り上げられたことから夜光虫狂騒曲の様子でした。通常は18時をすぎるとひっそりとする鎌倉ですが、夜中まで人や車が絶えませんでした。134で路駐とかえらい渋滞になるのでやめましょう。
そして、次の日も赤潮が出たことからまるで花火の日のようにいつまでも浜辺に人がいたようです。由比ガ浜大通りも夜中を過ぎても騒がしい異常な事態となりました。夜中でも人がいる年末年始は旧市街によその車が入れないので、本当に異常事態でした。
5月7日 寿福寺
夕方、寿福寺が特別公開されているとの情報をキャッチしたので、Osmo Mobileとデジイチを持ってチャリで駆けつける。
鎌倉五山の第三位なのに中には入れない寿福寺。御成中学校の裏の山あたりにも寿福寺保護区の名前があるくらい勢力の強いお寺なのだ。
お堂の中は写真撮影禁止だったので写っていませんが、中の配置が少し面白く、正面の像の少し後方横の方(左右)に金剛力士がいました。手前で守っているのではなくて、後方にいるのが違和感がありました。
ちなみに寿福寺は裏山のお墓に北条政子のお墓があったりする。
ここはいつでも(24時間365日ほんとにいつでも)入れる石畳。意外に雰囲気が良いけれど、夜中は少し寂しいので慣れないころはビクビクしてた。