今年は遠方のフルリモートエンジニア社員も2名になりましたし、一部のエンジニア以外は常に同じオフィスにいるなどという状態ではない方が良いのです。近頃ではオフィスのディスプレイの陰でグデってるのを目撃されると、「あ、オフィスにいたんだ」と言われるくらい、どこにいるかは関係なくなってきています。これも社員全員がgithubのアカウントを持っていて場所にとらわれないコミュニケーションが維持できているからだと信じてます。
さて、鎌倉のご飯というと昔は精進料理的なものが前面に押し出されていました。湘南学区(藤沢市と鎌倉市)で育った自分もあまり鎌倉でご飯を食べたいという欲求はなかったものです。が、今や代官山か軽井沢か鎌倉か、という感じになってきていましてスイーツやらスペインバルやらはたまたアジアン料理まで各種揃っていまして、非常に食が楽しいのです。
昼間から呑めちゃう系
オフィスに出ているときは皆でランチに行くようにしているので、いいのありまっせ、と言われたら皆で舐める程度のことはしますが一人の時は酔っ払っちゃうのでランチでは呑みません。呑みませんよ!
なんですが、なんか呑んじゃったら良さそうなお店から。
松原庵
あとで紹介する古民家くくりの方でもよかったと思いますが、日本酒がいろいろあるのでやはり呑めちゃう系でしょ。
雰囲気に関しちゃ鉄板ですね。ランチどきに急にいっても入れないので雪の日にでも行くと良いのですが、予約していっても良いです。
せっかくなので珍しく雪の降った昨年11月の写真で。
以前、大町の方に竹之家という一軒家そば屋があってそこにはそばがきがあったんですが、今は家ごと取り壊されてしまいました。そんな傷心のそばがき好きをこのおしゃれ松原庵が癒してくれるとは思ってませんでした。つまり、そばがきがあります。
ちなみに鴨がうまいので、そばに入ってない鴨もおすすめです。あー、やっぱり夜にきていっぱい引っ掛けながらいろいろ食べると良いですよ、揚げ出しもちゃんと豆腐を揚げて出してくるサクサクジュワー、です。
和房 達や
おそらく店主の板さんと女将さんでやってそうなお店。
市役所前の交差点を北上して少しいった左側。今小路ですね。
物静かで真剣に調理をしている板さんの迫力に、ビビりながら写真を撮ったりなど。
魚は鉄串に刺して丁寧に焼き、追加で頼んだだし巻きは巨大な卵焼き器でタイミングドンピシャで焼き上がり。
入る前はだし巻きのランチにしようと思っていたのにあの鉄串で焼かれてる銀鮭見せられたら〜。
お酒のメニューもしっかり。
丸牛
4人がけのテーブルが3つしかない長谷の焼肉屋さん。ランチどきはランチ以外が頼めたり頼めなかったり(お肉が凍ってると頼めない)。
1人で4人がけテーブルを占拠してしまうので少し遅めに行くようにしていますが、他にも1人で来てるご婦人などいたりするので心強い。複数人のお客さんは大体昼間からお酒飲んじゃってるので悔しいです。
ナムルも美味しいですが、たまにチャレンジしてナスっぽいものが出て来たりするのでそこは油断大敵です。
本格派系
鎌倉には密かにすごいスパイス屋さんなどもあるようで、各国料理も本格派があります。
かかん 鎌倉本店
市役所前の交差点を北上して少しいった右側。達やと同じく今小路ですね。
麻婆豆腐のお店。辛いは辛いのですが、どちらかといえば正統に山椒のピリリという辛さ。
鉄鍋にのってアツアツで麻婆豆腐が出て来ますよ。
好みで追加できるように2種類の山椒がテーブルに置かれてます。ガリガリ回してかけてみます。そういえばお酒も並んでます…。
餃子の定食もあるのですが、伺うと麻婆豆腐がどうしても食べたくなるので餃子はオプションで。美味しゅうございます。
ランチには謎の麺もあるようなのですが前述の通り麻婆豆腐食べてしまうので未踏です。
kuriam
パクチーが苦手なので避けていたタイ料理屋です。上品なタイ料理ということで食べてみたくなったのと満員で入れなくても1Fに丸牛があるという安心感でチャレンジしました。ちょうど紅葉の時期で昼間の人出は長谷エリアではなかったのか、伺ったのが遅めだったからかすんなり入れました。 猛烈にタイっぽい料理はパクチーが入っているに決まってるので(知らないけど)、ガパオライスのランチ。
まずはサラダと生春巻きが出てきます。サラダはピリ辛、生春巻きもウマウマで期待です。
続いてガパオがナンプラーと辛いフレーク状の何かと出てきました。
慣れてないのでナンプラーどうすんの!と会社のslackで助けを求めると、青森から返事が。助かる。 もう冬で寒い時期ですが、海がピカピカして暑いくらいポカポカでしたよ、鎌倉は。青森寒そう。
極楽カリー
テレビで松岡茉優ちゃんが大絶賛して以来大人気で、最近は夜は営業してるとこ見てない気がします(変わった店主に欲がないので限定数で終わっちゃう)。
パキンサタンカレーなので、水も使わずに野菜やら鳥やらの水分だけで煮込むらしいです。
人によると思いますが癖になります。
最初に出てくるサラダもちょうど良い塩梅でそれも美味です。食後にチャイもついてご馳走さま。
オルトレヴィーノ
こちらは写真撮影NGという噂を信じて写真撮ってません。
由比ガ浜大通り、海岸通りバス停のそば。芥川龍之介がよく立ち寄って牛乳を飲んでいたという柴崎牛乳店の少し長谷よりです。川端康成は酔っ払って由比ガ浜大通りを歩いていたらしいですね。
オルトレヴィーノはイタリア直送の食材やワインの販売もしています。オーナーシェフはトスカーナなどで修行を積んで来たそうです。 こちらはまず注文が大変です。その日あるパスタ、乾麺と生麺で大抵10種類くらいを見せられてそれぞれどんなソースが合うかなど説明を受けます。だいたい全部は覚えてられないので気になったのがあったらそれを覚えます。
あとはケースに並んでる食べ物を見てなんとなく頼むといい感じにしてくれます。 注文は大変ですが、後悔のないおいしさです。
混んでて入れない場合はテイクアウトのフォッカッチャも激ウマなので食べ歩きも良いかも。トンビにさらわれないように気をつけて。
鎌倉っぽい
蕎麦や和食は鎌倉っぽいといえばぽいのですが、実は味噌汁発祥の地は鎌倉だったりするといううんちく付きでどうでしょう。
味噌屋 鎌倉 lnoue
市役所前の通りを通って税務署前の十字路を佐助稲荷や銭洗弁天に向かってすぐ左に各地の味噌を売っているお店があります。反対に曲がったとこにあるココカラというお店のコーヒーも美味しいですが、今日はランチのお話なのでまたの機会に。
さて、鎌倉で鳥の唐揚げはどこがいいのかと探していたらたどり着いたのが味噌屋さん。
結局鳥の唐揚げではなくてハンバーグを食べてしまったのですが…。味噌汁はおかわりできます。
豆腐には100キロの味噌から小さな瓶2本分しか取れないというたまりを少し。
冬瓜なんて普段は食べることないのですが、味噌のお店ということで雰囲気に負けたというか美味でした。
鎌倉土鍋ごはん カエデナ
旬の食材をのせて土鍋で炊いたご飯。大抵混んでるので時期やタイミングにかけてチャレンジです。ミニマムでもテーブル2人席なので1人で伺うのが悪い気がして家人の気合が入る日に。
定番の他に季節のメニューがあるんです。
焼き栗と季節野菜の炊き合わせ〜
トロ目鯛の照り焼きと照り焼きとポテトバターのご飯〜
遠方から目指してくる人もいるようで、人気店です。