Gimbalを持ち運びやすいカメラバッグがほしいな、と思って少しずつ探し始めています。
カメラはレンズ沼と呼ばれる沼のほかにもカメラバッグ沼というものがあると聞いて、カメラバッグ沼にははまらないようにしたいところです。
今感じている不便
不便を感じ始めたのは、外で動画を撮影する時にGimbal(ZHIYUNの WEEBILL S )を利用するようになったのが要因です。
Gimbalを手に入れる前は、 Peak Designのキャプチャー を使って、カメラはバッグのショルダーハーネス(肩ベルト)につけて移動してました。
ZHIYUNの WEEBILL S にカメラを搭載するためのプレートはアルカスイスの三脚にはのるのですが、キャプチャーにはのらないのです。
↑のように、プレートの先が特殊な形状をしています。カメラにプレートをつけておいて、WEEBILL Sにワンタッチでのせられるようになっているのです。また、バランスをとるためにプレート自体長さがあります。アルカスイス互換の雲台にはどちらのプレートものるのですが、それぞれ特殊な用途なのであわないのは仕方ありません。
Gimbalに乗せる前提で出かけるときには、 WEEBILL S のプレートをつけたミラーレスカメラと、Gimbal自身を持ち運ぶ必要があります。WEEBILL Sはバッテリーの持ちが良いので、徒歩であれば動作させたまま手持ちという手もあります、が、お店に入ったりするときに目立ちすぎるので、なんらかのかたちで収納したくなります。
マンフロットのスリングバッグ についていたカメラ収納ケースを、Code10という普通のリュック(20L)に入れて、その上に WEEBILL S をしまって凌いでいるのですが、いざ撮影しようとすると煩雑な動作が必要になります。
リュックを片手で持ってWEEBILL Sを取り出す
リュックとWEEBILL Sを持ったまま、リュックの中のカメラ収納ケースのジッパーを開ける
リュックとWEEBILL Sを持ったまま、カメラを取り出してキャップを外す
リュックを背負う
カメラを持ったまま、WEEBILL Sをカメラを載せる形に変形させる
WEEBILL Sにカメラを載せる
もう少し工夫できそうですが、結局バッグの容量や形状からカメラとGimbalでほぼいっぱいいっぱいの状態になってしまっています。
今必要なカメラバッグ
沼にはまらないぞ、と言いつつ、 マンフロットのスリングバッグ (11.5L)のほかにも、 VANGUARD ショルダーバッグ Sydney II (26L) と Amazonベーシック カメラバッグ スリングバッグ (7.7L) を持ってます。
これらのカメラバッグはどうなのでしょう。
体への負荷が美味く散らされていること
持っているカメラバッグはどれも斜めがけタイプで、長時間利用はつらいんです。あるときから普段使いの鞄含め、背中に張り付くタイプのリュックを使うようになりました。15インチのMacbook Proを持ち歩く想定をするようになったからかもしれません。
重量から体を守るために、リュックタイプであることに加えて、できれば腰ベルトがついていると良さそうです。
15インチmacbook pro相当のマシンを運べること
Macbook Proの16インチも含めて、15インチと言われているサイズのマシン(Web系の仕事してる人はパソコンのことをマシンって呼ぶ人が多いのです)を保護付きで運べるものが欲しいです。動画の編集やコード・文章を書く際などはやはり画面サイズが大きい方が良いんですよね。
この時点で、街ユースやトラベルユースを想定してることに気づきました。ただし、ミラーレスカメラとGimbalを持って出るという前提は残します。そう出なければ、マシンを持ってふらふらする場合は20LのCode10で、身軽な場合にはトートバッグなどで問題ありません。
2気室(相当)であること
鞄の中がセパレートされていて、機材入れのエリアと、そのほかの荷物のエリアが分かれているものを2気室というようです。マシン用のスペースはカウントしません。
手持ちのカメラバッグの Amazonベーシック カメラバッグ スリングバッグ と マンフロットのスリングバッグ は2気室(相当)ですね。マンフロットはバッグインバッグ方式です。
Vanguardのショルダーバッグ、SYDNEY IIは2気室でもありません。
Amazonベーシックのスリングバッグは2気室ではありますが、小さなポケットと言ってしまっても良いサイズ感です。EN-EL15bを置いてみました。きっと全世界の人がNIKONのバッテリーのサイズ知ってるはず。
バッテリーやケーブル、充電器くらいなら入りそうです。求めるサイズ感とは違いますが。
マンフロットの場合はそもそも機材スペースにあたるインナーバッグが小さすぎて、Z6と24-70 f4のキットレンズにフードがついているとジッパーが閉まらないというサイズ感です。
2気室であることに加え、キットレンズをつけたZ6と交換レンズ2本以上が入るサイズは確保したいです。
また、機材以外の部分には少なくとも1泊に必要となる替え下着やシャツ、充電器やバッテリー、可能であれば防寒着くらいが入ると良いです。
Gimbalやトラベル三脚を無理なく運べること
出発点を思い出すとGimbalを運べることはマストです。また、Gimbalが運べるようになったらトラベル三脚を運びたくなるに決まっていますので、最低限その2つを同時に運びたいです。
重量の偏りを考えると両サイドにポケットがついているか、片方+センターで運べるか。
探すときに気にするポイントは
リュックタイプであること
腰ベルトがあること
2気室でキットレンズをつけたZ6と交換レンズ2本以上が入るサイズ
15インチmacbook pro相当のマシン用スリーブがついていること
Gimbalやトラベル三脚のような棒状のものを2つ以上運べること
3-5万円程度の気になっているカメラバッグ
このクラスは、腰ベルトもあり、ガチ系。憧れる感じはあるけれど、ここまでのものは要らないよなー、お高いなーと思っています。…思わねばなりません。
Atlas Athlete Pack とか Shimoda ACTION X30 KITS をベンチマークしてどこを削っていくか考えていくのが良さそうです。
背中が開くタイプは、バックパックを置くときに地面に設置するのが表側になる。汚れがついても背負った時に背中が汚れないようにという設計なんですね。GoProをショルダーハーネスにつけてても気にせずに地面に置けるって考えると確かになーと。
腰ベルトがついていると重量をより分散できる。ほかにもバックパックのショルダーハーネスから腕を抜いて、体の前面で背中面を開けて作業してる様子なんかもプロモーションビデオに写ってたりしてなるほどなーと。
このクラスのカメラバッグ良いですね :-)
Atlas Athlete Pack
サイズと重量
背中が開くタイプ
× サイドのクイックアクセス無し
腰ベルト、不要な場合には外せる
icu(カメラ収納ケース、 Inner Core Unit?)が取り外せない(部屋は確実にセパレートできてそう)
両側に大きいポケットがある(それぞれ2本の三脚させそう)
中身が詰まってないときは厚みが薄め
普段使いは小さくしておいて、遠出するときには大きくできる
Atlas Athlete Pack は本家で買うとき、日本への送料はFedEx Expressで$25、SUPER FAST DELIVERY: 3-5 Business Daysでも$55、バッグの$395とFedExで$420で買えるっぽい。ただし、関税かかるかも(2020年11月28日)
※ Amazonにもある のだけれど、ベルトのサイズを選べるので本家で買うのが良さそう
クイックアクセスが無い以外には残念ポイントが無いんじゃないだろうか。
Shimoda ACTION X30 KITS
Shimoda ACTION X30 KITS はAction X30 Backpack + Medium Mirrorless Core Unit V2のセットで$344.95なのだけれど、本家のサイトで日本に送れないので Amazonで買うしかない?
少しCore Unitの仕切りが少し薄いとか、外せるが故に隙間がみたいなことはあるようだけれど、トータルですごく良さそうなのに日本から好きに買えないのがつらい。
F Stop Ajana ESSENTIALS
サイズと重量
背中が開くタイプ
腰ベルトあり
サイドポケットなし(三脚はセンターだけ)
F Stop Ajana ESSENTIALS は本家のサイトで PACKWEEK20 ってクーポンコードで20%引きになった。日本への送料はDHL or USPS Priority Internationalで$59と見積もりが出た。あわせて$338.20で買えるっぽい(2020年11月28日)
Amazonでも f-stop - Ajna 40L バンドル がある。
1-3万円程度のコース
Lowepro FreeLine BP350AW
Lowepro FreeLine BP350AW は Amazonで25,980円 (2020年11月28日、BlackFridayセール対象ではない)。主に機材入れが大きそう。仕切りの上にGimbalを置くのかな?もう少し大きめが良いな…。
3万円以下で両側クイックアクセスがあるにもかかわらず両側に三脚つけられるポケットがある、ショルダーハーネスに入れ物がある、細いけど腰ベルトがあるということで、かなり良さそう。