今年のNikonはとにかく良かったという話
配信を見ているときちんと動画が切り替わる(URLが変わる)など、細かいところまで考えられていて運営がしっかりしていた印象。Nikonのカメラと同じで、どうあればユーザーが心地よいかが考えられていたのだと思う。
メーカーによっては1日通しのライブ配信という扱いでライブ以外では見られない運用だったりするなか、終了したセッションは即アーカイブされてアクセスできるなど、全くストレスがありませんでした。
ちゃんと プレイリストになっているので、こちらから 視聴できます。セッションの内容も良い感じでした。
特設サイトのスケジュールも迷うところがなく視認性も良かったです。
オフライン開催なのに寂しさが感じられなかったのは何故なのか?
Nikonに特有の話も含まれる。
メモしておいたものを記録しておく
登壇者を近く感じる
オフラインの場合は現実の距離が発生するけれど、オンラインの場合は全員が最前列
ライブ配信の場合、定期的にチャット欄を参照して答えたりしている(登壇者の手元のタブレットで確認できるようになっているセッションが多かった)
固定の内容で完結するプレゼンテーションにはなっていないものが多い(固定内容のものもあるけれど)
パネル
パネリストに順番に意見を聞いて終わり、ではなくて、パネリスト同士がそれぞれのことをよく知っている人たちで構成されていた。他の人の小ネタをぶち込んで会話が広がったりするし、他のパネリストの回答への質問も普段の様子を知っている人ならではの突っ込み方(視聴者もある程度コンテキストを共有できている人もいるので、その人たちにとってはより近く感じそう)
これは普段から感じていて、仲の良い人たちないしは相手のコンテキストをよく知っている人同士がパネリストでない場合には、ただの意見表明会になると思ってる
リアルも良いし、Nikonファンミーティングにもまた参加したい
もちろん現場で実際に機材を触ってみたり、モデルさんを撮影してみたり、ワイワイ横浜の街の撮影に出かけたりというオフラインならではの良さもあります。
物理的にNikonちゃんシールが買えたNikonファンミーティングがまた開催されないかなー。Nikonちゃんぬいぐるみも需要ありそうでしたね。
高速連写の話
【助川 康史】「Z 7II&Z 6IIを高解像のNIKKORレンズで撮る、鉄道写真の世界!」Z 6II、Z 14-24mm f/2.8 S
大容量バッファと高速連続撮影がメインのお話でした
ズーム流し
嬉しそうなプレゼンテーションw
ガッツポーズ出ました!
ご安心ください :-) の営業スマイル
THE PLANETはホントにPLANETだった
【高砂 淳二】「スペシャルステージ 高砂淳二 「THE PLANET」シリーズ」Z 7、Z 14-30mm f/4 S
とにかく、写真も映像も圧巻でいちいち声が漏れてしまう。声出しても恥ずかしくないのはオンライン開催で良かったところ。
ウユニ塩湖で魚眼レンズ使って…という写真はアイディアも含めて唸るしかありませんでした。
Nikonへの思い込みが溶けた
【AOI】「Why Nikon?優しい光をとらえてくれる Z 6II」Z 6II、 Z 24-70mm f/2.8 S
プロトラベラーかー。デジタルになって枚数をたくさん撮れるので良い時代だ。
フィルムはフィルム代も現像代も考えると学生時代は1ヶ月の度で400枚くらいしか撮れなかったもんなー。今はRAWでも1枚のカードに5000枚とか撮れちゃう。
最後にZ6使いの紹介が続いたけど、自分をフレームに入れて絵になるかという問題があって、そこは参考にしにくいw
大トリ 河野 英喜先生のライブポートレート撮影
【河野 英喜】「f/1.2から表現するポートレート撮影(絞りのニュアンスをZ 7IIで描く)」Z 7II、Z 50mm f/1.2 S
NikonファンミーティングでSNS用写真を撮っていただいた時、おじさんたちもその気にさせてしまう恐ろしさを経験できたけど、今回のライブポートレート撮影もどんどんモデルさんの表情が柔らかくなっていった。
改めて見るぞ!やるな!Nikon!
タイムラプスの世界が4K版が公開されている。今回のNikon、ユーザー目線強すぎでは?
タイムラプスに流れ星とか美しすぎる。4Kで見ちゃう