フォーカス位置記憶
個人的にものすごく嬉しいフォーカス位置記憶がZ6にもやってきました。
Z6は電源を切るとフォーカス(ピント)がどこにあっていたかを忘れてしまっていたのです。 カメラを三脚などで固定して、事前にフォーカスを合わせておくってことをした場合には、いざ撮影のタイミングまで電源を切らずにキープしておく必要がありました。
今回追加されたフォーカス位置の記憶をONにしておくと、電源を切ってもフォーカス位置を忘れず、電源を入れ直した時に元のまま復帰してくれます。これは便利です。
設定方法
セットアップメニューにフォーカス位置の記憶が追加されています。
ONにすれば電源を切ってもフォーカス位置が記憶されるようになります。
実際どういうことなのかイメージがわかない人は ↑ の動画を見て下さい。 6:00くらいから です。
音声メモ
音声メモは、写真とついになる音声メモを記録できる機能です。
個人的には動画にもつけられればなーと思いますが、通常の利用用途なら動画にそのまま音声を入れれば良いんですよね。
使ってみるまでは、単に任意のタイミングで音声メモを追加できるものかなと思っていました。素材を撮る前にこれから撮るのはこういう設定ですよ、みたいに使おうと思ってました。
設定方法
カスタムメニューで f 操作 を選択します。
録画撮影ボタンにカスタムボタンを設定します。
音声メモを選択します。
録画撮影ボタンにマイクマークがつきます。
音声メモの使い方
音声メモは、 撮影モードを写真にして 再生画面で 写真に対して 使います。
つまり、ファインダー右側のスイッチをカメラマークに合わせて、ファインダー左の再生マークを押した状態で、写真を表示した状態にします。
その状態で録画撮影ボタンを押したままにして録音します。押している録画撮影ボタンを離すと録音が停止します。
録音している間は画面に赤いマイクマークが表示されます(以下のキャプチャはパソコンで表示しているものなので少しレイアウトが違います)。
音声メモを追加した写真は音符マークが表示されて、音声メモがあることがわかります。
音声メモは、写真と同じファイル名の拡張子違いで保存されます。
動画にはつけられない
動画ファイルには音声メモをつけられません。
動画ファイルを表示した状態で録画撮影ボタンを押すと、動画ファイルには音声メモがつけられない(このファイルは選択できません)と表示されます。
このつき方はなかなかよくできていて、やはり動画にも音声メモをつけたい!と思いました。
撮影した動画に対してコメントつけて置けると楽ですよね。まぁ、録画しちゃえば良いんですけどね…。