オブジェクト指向が至高の時代と型の時代

2024/10/14 14:41

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21世紀に入った頃、オブジェクト指向が理解できないとダメと言われる時代がありました。

オブジェクト指向自体は良いと思うのですが、とにかくカプセル化だ!多重継承はダメ!などいろいろなことが言われていましたね。

Javaが流行っていたので、POJO(Plain Old Java Object)という概念があり、とにかくsetter/getterを用意するんだ、publicな変数なんてものは許せん。みたいな風潮があったと記憶しています。それが2010年代にはpublicでも良いんじゃない?みたいなことになってきて、今やオブジェクト指向自体が否定されることもあります。

個人的には最初からPOJOというかとにかくsetter/getterはダサいなと思っていました。PythonやC#のpropertyは必要になってからsetter/getterの振る舞いを変えられるよなー、というのもあったんだと思います。

今、Typingがもてはやされているように感じています。システム境界のIFなどは定義があると良いなと思っていますが、何でもかんでも型を宣言しておくのはなんかなーと感じています。

Any撲滅!とかとにかく型付けとかは、動的型付け言語には要らんのじゃないかと、感じています。

今後、どう揺り戻しがあるか楽しみです。

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