昨日、寝しなにそういえばユニクロの買い物体験が大きく変わってたなと思い出した。
機械化
以前は綺麗に畳んでくれながら手際よく会計をしていたユニクロのレジが全てセルフレジになっていた。
カゴごとレジに置くとバーコードのスキャンなどはなく、カゴの中身を全て自動で読み取ってくれる。支払いはカードで済ませたので物理的なものは持ち帰りために購入した紙のバッグが増えただけ。万引き防止タグの取り外しもなく、そのままゲートを出られた。
ユニクロの買い物の前に映画館で映画を見たけれど、こちらもチケットのもぎりはなく、QRコードをスキャンして入場。チケット購入も事前にネットで済ませており、当日は発券機にQRコードをかざすだけ。
着々と人手が不要な準備が進められている。
人手不足
自分は1974年生まれなので団塊ジュニアの最後の年代。1973年生まれが団塊ジュニアとして一番人口が多くその浪人生と共に大学受験を、その後氷河期世代となり、なかなか苦しい年代。
我々の時代は年に200万人以上が生まれていた。2023年の日本の出生数は70万人。このペースで減っていくと、50年後には日本全体で20万人しか人が生まれないことになる。漠然と少子化を感じていられない数字。
100年後には日本の人口は3700万人になるという研究結果がどこかで発表されていた。
困りごと
団塊の世代の多くが労働から引退し、働き方改革で働く時間が制限された。現時点で、働く人が減っている。
鎌倉では平日の京急バスの本数が半分になった。タクシーもいつも利用客で行列している。鎌倉は予約しても深夜早朝にタクシーは来ない(受けてくれない)。
歩くのが大変になってきた両親は以前は電話でタクシーを呼んでいたが、電話で呼んでも来ないのでアプリを入れて呼ぶようになった。電子機器に弱くても必要に応じてなんとかやっている。 タクシー不足の時代なので、最寄えきにタクシーは待っていない。にもかかわらず、駅のそばではアプリではタクシーを呼べない決まりになっている。
現実に困りごとが発生し続けている。日に日に人手不足を感じている。
これはリアルだ
効率化待ったなし
アメリカでは自動運転タクシーとして使える自家用車の販売が始まっている。当然、自動運転で運転手の乗っていないタクシーが走っている。
日本では、ライドシェアをどうしようという議論を行なっている段階。もうそれでは遅いので、国会議員の皆様におかれましては誰も責任を取らないという法律を責任を持って作ってもらいたい。人よりもミスは少ないだろうから、保険で賄えば良いでしょう。
今人口が増えている国も含めていずれは少子化へ向かうことになる。もう少子化は止まらないので、存続している限りはできるだけ辛くない暮らしができるように、少しでも早く効率化を進めて行く必要がある。
電子化してシステムで管理すれば良いのに紙を残す、結果としてやり方を何種類も運用し続ける、そんなことは昭和世代が元気なうちしかできないと思う。
そして、 昭和世代が元気な今のうちに効率化を進めておかないと、手遅れ である。
※ なぜ少子化へ向かうのか。これに関しては諸説あるし真の原因はわからないけれど、子供が死ななくなってリソースを1人に注ぎ込むことのリスクが小さくなった説を支持したい。なので、職がランダムで割り当てられるような世の中になれば人は増えるかもしれない。教育が将来とリンクしなければ教育費用のために無理をしないし、親の職もランダムで割り当てられているので費用もかけられない。生まれにも左右されないが、努力も作用しない。ダメですねw